土木部門について
施工理念
陸・海・空を結ぶ大切なライフライン
人と自然が調和するまちづくり
最新の施工技術と長年のノウハウを活かし、大地に新しいデザインを描きます。
一般土木
日本の、そして世界のグランドデザインが大きく変化してきました。経済の問題、環境の問題等、様々な要因で21世紀の土木工事は変革期にあります。情報化の大きな波により、時間と距離の制約が克服され、様々な情報が移動することなく入手できるようになりました。
交通アクセスから情報アクセスへと世の中が広がって行く中、地域の人々にとって本当に必要とされる工事、開かれた鳥取のために必要な工事を積み重ねていくことが大切だと考えます。
港湾
21世紀に入り、環日本海交流がますます活性化してきました。島国日本の山陰地方にとって港湾は、貿易・交流・漁業の分野で大変重要な交通・情報産業の拠点です。
長い月日、大規模な土木工事である港湾工事に携わってきた当社では、港湾といった特殊分野での技術ノウハウ、工事実績を活かし、これからも海とともに暮らしていく地域の人々に貢献していきます。
緑化保全
わたしたち人類は、利便性の追求から多くの道路を造ってきました。山間部に道路ができれば法面にはコンクリート、土が剥き出しに。そして、工事によって生態系がダメージを受ける場合もあります。こういった部分あるいはその周辺を、景観のため、自然環境のために緑化する工事。それが「緑化保全工事」です。
道路緑化には山腹の削った法面の景観のための「修復緑化」と防雪・防風などを目的とした「機能緑化」とがあります。ただし、これからはさらに一歩進んだ、新しい豊かな自然を創造する「自然創造緑化」が必要となってくるでしょう。当社では、景観計画・景観設計の段階から自然に及ぼす影響をいかに軽減するか、地域環境・道路環境・地球環境をいかに調和させるかを考え続けています。
維持管理
1960年代以降の高度経済成長を背景に、我が国では高速道路網の整備をはじめとして生活の利便性や質の向上を目指した社会インフラへの投資が加速しました。それから60年が過ぎた今、多くの道路や橋、トンネルなど社会インフラが老朽化問題に直面しており、トンネル崩落や路面陥没のみならず、付属物やコンクリート片の落下などの危険性も増しています。
簡単には作り直せない道路や橋など大型インフラを維持していくには、まず、生活利便性を維持しつつ安全・安心が確保されなければなりません。そのためには、崩落や落下が起こった後に対処する「事後保全」ではなく、事故が起こる前に対処する「予防保全」を前提とした調査・計画・補修を行うことで、品質・耐久性の向上はもとより、地域・地球環境の保全、県民の安全確保を大切に考えます。